すき亭と「りんごで育った信州牛」の歴史
昭和40年初頭、長野県北部に位置する奥信濃では、いつか信州で育てたおいしい牛肉を「信州牛」として世に出したいと地元畜産家たちが研究を重ねていました。
「立派な牛は立派な舞台にのせて、信州牛は信州牛として世に出そう」と考えたのは、昭和47年のことです。
こうして県都長野市に「すき亭」が誕生しました。
220坪の木造、純日本建築です。初代・掛川幹夫は、この日のためにと10数年の年月をかけて全国から銘木を集めていました。
欅(けやき)の間は天井も柱もすべて欅。床柱は樹齢500年、山形県鶴岡市の産、床板は樹齢700年、新潟県小出市の産、といった具合です。
杉、桧(ひのき)、松、槐(えんじゅ)、柿、梅等、使ってある木材によって部屋の名前がつけられ、皆様をお迎えしています。
これからも「りんごで育った信州牛」を皆様にお召し上がりいただけるように日々精進を重ねてまいります。